ホームズ、ツリーハウスを造る(その1:T大学の演習に参加)

ホームズは、木造注文住宅事業を展開する企業に在籍していましたが、そこは山林事業を展開している老舗企業で、国内有数の山林地所有者でもありました。このため、彼は以前より、日本の林業には関心を持っていました。あるとき、T大学で木材に関するいろんなコースを選択できると知り、木質材料学を専攻することにしました。そこで、“自分で体験することが大切”をモットーとするホームズは、忙殺の日々の中でも、果敢に(?)一泊実習付の(実は体力的に非常に過酷な)演習を選択して、日本の林業を考えたそうです。今回は、その話です。

農業も漁業は季節ごとに田植えや野菜・果物の収穫などよくTV等にとりあげられますが、第1次産業の中で、森林・林業についてはメディアでの極端に露出が少ないと思いませんか?国民の関心も薄いからか後継者不足も問題となっています。

森林・林業も、もっと目立って、元気になってほしい !

童話に出てきたり、子供の頃に遊んだり、身近に存在して「わくわく」を感じさせてくれた「森」。大人になると忘れてしまうのでしょうか?まずはみんなが関心を持ってくれて、そしてあの「わくわく」を取り戻したら日本の林業はもっと元気になるかもしれない。そのためには、必要なことはなんだろう?

農水省や林野庁から「森林・林業再生プラン」「森林・林業基本計画」といった指針が出されています。人材育成や国産材の需要拡大と安定供給など、日本の林業を再生するためのものです。青少年等に対する「木育」や、国産材の積極的な利用を通じてCO2をたっぷり吸収する元気な森林をつくる「木づかい運動」も進められています。でも、もっと魅力的な楽しいことじゃないと関心を持ってもらえない。

そこで考えました。みんなの秘密基地「ツリーハウス」を つくろう!と。

ツリーハウス1_1   ツリーハウス1_2

 

 

Comments are closed.