横浜・港北ニュータウン「サウスウッド」工事見学会

2013年4月、先月の熊本に引き続き、今度は横浜の港北ニュータウンに今秋オープン予定の大型商業施設「サウスウッド」の工事見学会に参加した、ホームズ。

大型創業施設自体は今やどこででもお目にかかれますが、この施設は「平成23年度木のまち整備促進事業」に採択されたプロジェクトで、日本初の耐火木造の梁と柱を採用した木造ラーメン構造の大規模商業施設だそうです。

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これまでは防火地域での木造大規模建築は法規的に困難でしたが、柱や梁に、カラマツ集成材の荷重支持部と燃えしろ層との間にモルタルの燃え止まり層を設けた3層構成の耐火集成材を採用することによって耐火性能を確保し、大規模商業施設への導入が実現したのです。

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また、今回の見学会では見られませんでしたが、「木製両面ガラスフラッシュ建材」という新しい建材も使われるとのこと。国産スギ間伐材の小角材の両面をガラスで挟み、シリコーン素材を用いた新開発の技術で封着することで生じる空気層によって断熱性と遮音性を確保する新建材だそうです。

このような駅前の複合商業施設において木材を見える形で使用することで、多くの人々の目に触れる機会が増え、建築物への木材利用の普及が進んでいくことを期待するホームズなのでした。

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